こだま小児科

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著書・論文

論文・分担執筆

「小児喘息」「クループ症候群」「急性扁桃炎」総合診療専門医マニュアルp288~291
(南江堂、2017年5月)

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総合診療医のマニュアルに、小児分野で執筆させていただきました。

小児科医でない先生方へわかりやすくすぐ使える記述を心がけました

こだま小児科

論文が学会誌に掲載されました。プライマリ・ケア外来における小児溶連菌咽頭炎の陽性咽頭所見 Trial for the ‘positive finding’ of strep throat in ‘children’ in the ‘primary-care practices
(外来小児科学会誌 Vol20.No.1 2017)

外来小児科表紙 外来小児科論文

溶連菌(ようれんきん)という感染症は、のどをみればほとんどのケースで診断がつきます。

という臨床的に昔から言われてきた事実を、多くの先輩方のご指導の下、論文にすることができました。

「のどをみる」といっても、いろんなレベルがあるものです。

「上手にのどがみれるようになる」にはそれ専用の、勉強と経験が必要なのです。医者ならだれでも見れるわけではありません。それが医者の腕の差なのです(患者さんにはわかりにくいですけれど)

まだまだ医療者によって実力は様々です。この論文が少しでもいろんな医療者の医療の質をあげることに貢献できていればうれしいです。

当院では、よりよい医療のための情報発信に必要な臨床研究にも積極的に取り組んでいます。

患者さんにもご協力をいただかねば臨床研究は成り立ちません。

今後ともご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

こだま小児科

レジデントノート2017,4月号(vol.19 No.1)こっちが泣きたいよ!すぐ泣いちゃう子どもの病歴聴取のコツ
(羊土社2017年4月)

 

 

医師向けの雑誌への原稿です。

診察の中の「言葉」に焦点をあてた、素晴らしい特集の一員としていれていただきました。

小児科は言葉なき子供たちの声を聴く科と思います

最初のころは、診察前に大泣きする子供を前に、「こっちが泣きたいよ・・」と子どもが大好きな医者ほど悲しい気持ちになるものです。私にもそういう時代がありました。そのころを思い出しながら、今まで学んできたことを文章にしました。

まだまだ未熟で、書いたことをすべて実践できているわけではありません。

私の目標と心構えを言葉にしてみました。医学を学ぶ人たちの役に立ちますように

こだま小児科

 

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10~12か月健診のポイント 治療  Vol.99 No.2 乳幼児健診のコツ
(南山堂 2017年2月)

「治療」という伝統ある医学雑誌に乳児健診のポイントを書かせていただきました

今は、こだま小児科では個別の乳児健診はしていませんが、発達の相談は随時受けています

まだまだ学ぶことばかりですが、患者さんとともに成長できればと思っています

こだま小児科 児玉和彦

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時間外の外来での病歴聴取のコツ.小児内科,vol.48:1707-1712,2016
(東京医学社 2016年11月)

小児内科

 

小児内科という雑誌に論文を書きました。

子どもは夜間や休日に具合が悪くなることが多いですね。

時間外に受診するのは患者さんも大変しんどいことと思います。

逆に、日中も働いて、夜も働く医師にとっても時間外診療をどうやってみるのか、というのは難しい課題なのです。

そのような時間外診療において、適切に病気の経過をきくにはどうしたらいいのかということについて書かせていただきました。

書くことは学ぶこと。

さらに精進していきたいと思います

こだま小児科

コーチングの概要 治療2016年 vol98 no9
(南山堂 2016年)

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コーチングを勉強し始めたのはもう7年前ごろで、そのころは「コーチング?なにそれ?」という時代でしたが、医療界でもコーチングの特集が組まれる時代がきました

まだまだうまいコーチとは言えませんが、患者さんとともに歩む「伴走者」でいたいと思います

 

医学だけでなく、あらゆる学問から学び、診療に還元していきたいと思っています

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こだま小児科

レジデントノート2015年12月号 目からウロコのかぜ診療 「なんとなく」を見直そう!重大疾患との鑑別や、抗菌薬が必要な病態の見極め
(羊土社 2015年12月号 Vol.17 No.13)

かぜ診療について大事なポイントをレジデントノートに執筆させていただきました

RS ウイルス と ヒトメタニューモウイルスの違いも書きました

どこかで誰かのお役に立っていれば嬉しいです。

こどもの風邪診療の原稿依頼は何度かいただいていますが、毎回違った角度で、毎回新たな学びをいれながら書くように心がけています

 

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https://www.yodosha.co.jp/rnote/book/9784758115605/index.html

総合診療専門医のカルテ プロブレムリストに基づく診療の実際
(中山書店2015年7月)

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乳幼児期の

症例から考えられるプロブレムリスト

乳幼児の診療のポイント

という総論部分を執筆しました

総合診療医のトレーニングをうけた小児科医としてこれからも幅を広げていきたいと思います

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新・総合診療医学 家庭医療学編 第2版
(2015年2月)

もっとも得意分野であり、ライフワークでもある

小児の咽頭炎

について執筆させていただきました

 

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著書・著作・DVD

HAPPY!こどものみかた2版
(日本医事新報社 2016年7月)

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2年前に出版した、小児の「機械を使わない診察方法」を書いた、専門書の改訂が出ました。

前版は小児科分野での専門書としては大変好評をいただき、テレビでも紹介していただきました。

今回も発売すぐから好評をいただき、アマゾン小児科部門の1位となりうれしい驚きです。

HAPPYという活動を通して、広い視野とたくさんのチャンスをいただきました。

感謝を込めて書いたあとがきを紹介します

「HAPPY第2版あとがき

 

永遠に生きるかのように学び、今日死ぬかのように愛せ。

第1版のテーマは「臨床と論文を融合させよう」であった。臨床は自分の経験と直観だけで行うものではない。同時に、目の前の患者に論文の結果をただ適応するものも医療ではない。だから、あえてグレーゾーンに、臨床と論文のはざまに光を当てようとした。幸いにも予想を超える好評をいただき第2版の編者には、我々が尊敬する上村先生をお迎えした。上村先生からいただいた忘れられない言葉がある。私が自分の能力より大きな仕事を受けるか迷っていたときである。「あなたが優秀だから依頼が来るのでない。その依頼を受け続けるからできるようになっていくのだ。」医学という大海に向かうとき、「極めつくした人」はいないのである。私たちが「誰かより優秀だ」と思うとき、医学の神様は五十歩百歩と笑っておられるだろう。常に謙虚に学び続けるのがよい。そして、治すことを諦めてはいけない。大塚敬節氏いわく「自分の腕には手に負えないというのならわかる。しかし、世界一の医者ではなかろう。治らんと言ってはいかん」のである。我々は常に未達である。だから面白い。だから楽しい。

第1版を読んでいただいた方は、「HAPPYがどれだけ成長したか」を感じることであろう。しかし、これで十分と思ったことは一度もない。次の版があれば、よりよいものをお見せできると思う。医学はあくなき探求の旅であり、人間修養の道である。

自分の道を愛したときに深い感謝と学びが生まれる。そんな感動に導いてくださった、笠井先生、藤本蓮風先生、田近秀敏先生はじめ、たくさんの師と友、そして大事な私の家族に感謝と愛を届けつつ、またさらなる極めへの旅に出発したいと思う。こどもたちをHAPPYに!そのためにあらゆる人から学び、成長し続けるチームが、我々である。

児玉和彦」

これからも謙虚に学び続けたいと思っています

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