お知らせ
小学校でエピペンの研修会をしてきました「アナフィラキシーを見逃さない!」2016年9月1日
食物アレルギーをもつこどもさんが学校生活をすることが年々増えてきています
食物アレルギーのうち、皮膚に蕁麻疹がでるだけでなく、呼吸器(咳や喘鳴がでる)、消化器(嘔吐する)、循環器(血圧がさがる)、神経などのほかの臓器の症状が出るものを「アナフィラキシー」と呼びます。
アナフィラキシーは進行するとアナフィラキシーショックといって命にかかわる重篤な状態になることがあります。
学校給食は、食物アレルギーのこどもがアレルギーのある食べ物に触れないように細心の注意をはらって配給されています。しかし、アクシデントがないとも限りません。
もし、食物アレルギーによるアナフィラキシーが起こってしまったら、やることはただ一つ。
「素早くエピペン(アドレナリンの注射薬)を打つ」です
頭でわかっていても、現場では行動できないのが、人間というものです
今回、先生方の発案により、アナフィラキシーの緊急対応のシミュレーションを行いました
とても真剣に取り組んでくださったので、うれしかったです
安全な学校環境になりますように!
こだま小児科