お知らせ
研修のお礼:渡邉先生2026年9月11日
1週間見学にお越しになっていた渡邉先生から研修のお礼と感想をいただきました。
当院では、国内各地から医師の研修を受け入れています。渡邉先生もとても熱心に研修してくださいました。
診察などご協力をいただくことがあるかと思いますが、可能な範囲でご協力いただけますと幸いです。
これからもより良い医師育成に努めてまいります
こだま小児科 院長
以下引用です
8月31日から9月4日までの1週間、こだま小児科で研修をさせていただきました、日本赤十字社和歌山医療センター初期研修医の渡邉雄太です。
短い期間ではありましたが、児玉先生の診療を間近で拝見し、これまでの自分の診療を見つめ直す、大変密度の濃い1週間となりました。
特に印象に残ったのは、身体診察の奥深さです。腹部の触診一つをとっても、丁寧な診察からエコーに迫るほど多くの情報を引き出される姿に、ただただ圧倒されました。また、咽頭所見についても、まず自分の目でしっかりと観察し、そこから病原体をある程度推測したうえで必要な検査を選択する、その姿勢が患者さんの負担を減らし、同時に不要な検査を避けることにもつながるという、当たり前のようで自分には十分にできていなかった診療の基本を改めて学びました。
そして何より強く心に残ったのは、児玉先生が「病気」だけではなく、「その患者さんが地域でどのように生活しているのか」まで含めて診療されていたことです。地域で流行している感染症を把握し、家族構成や生活環境を考慮しながら診療を組み立て、さらに、西洋医学的に正しい治療を提示するだけでなく、患者さんやご家族が何に困り、何を不安に感じているのかを汲み取り、その心情に寄り添った言葉をかけておられる姿が非常に印象的でした。その診療を支えているのが、日々最新の論文まで読み込み続ける膨大な知識であることにも、深く感銘を受けました。
来年度から小児科専攻医として歩み始める私にとって、今回学んだ「診療の中心には常に患者さんがいる」ということ、そして患者さん一人ひとりには生活があり、その周囲にはご家族の生活もあるということを、これからも忘れずにいたいと思います。そして、そのような診療を実践するためには、知識も技術も学び続けなければなりません。今回の研修を通じて、医師として一生勉強を続けていく覚悟を改めて持つことができました。
最後になりますが、お忙しい診療の中で熱心にご指導くださった児玉先生、研修を温かく支えてくださったスタッフの皆様、そして診察にご協力いただいた患者様、ご家族の皆様に心より感謝申し上げます。
この1週間で得た学びを、これからの小児科診療の中で少しずつでも実践していけるよう、精進してまいります。誠にありがとうございました。
日本赤十字社和歌山医療センター 初期研修医 渡邉雄太



