お知らせ
見学の先生からメッセージをいただきました。(平本龍吾先生:松戸市立総合医療センター元副院長ほか2名)2024年5月19日
5月15-16日の見学期間中には、見学の先生方(といっても、今回は大ベテランの先生方ばかりでしたが)と一緒に診察をさせていただきました。お子さんやご家族には見慣れない?医師に診察を受ける戸惑いもあったかもしれませんが、ご協力いただきありがとうございました。患者さんへのメッセージを感想代わりにいただきましたので、順に掲載いたします。
最初は、平本先生からです。小児救急、集中治療などについて要職を歴任されてこられた小児科界のレジェンド的存在で、我々の良き父親、背中を見せてくださるリーダーです。7月から千葉でご開業なされます。
以下引用です-
児玉先生、ずっと来たいと熱望していた先生のクリニックにやっと来られました。忙しい診療の中の見学で、多くの患者さん、ご家族、スタッフにもご迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした。たった1日足らずでしたが、先生の膨大な診療経験と、驚くべき知識・勉強量に裏打ちされたご家族への説明の仕方に感銘を受けました。「後医は名医」と世間一般では言われますが、先生の場合は、初診から、経験と知識に基づいた的確な見立てで、説明を聞いて安心して帰られるご家族の表情も素敵でした。どんなに忙しくても、患者さん家族とかかりつけ医との信頼関係を大事にしている診療スタイルを、是非参考にさせてください。千葉から来た甲斐がありました。 本当にありがとうございました!
松戸市立総合医療センター 小児医療センター 顧問 平本 龍吾
引き続いて、伊藤雄介先生、尼崎市立総合医療センター感染症内科部長からです。小児、内科の感染症すべてに精通しておられ、とても御高名な先生です。今回の外来でも抗菌薬の使い方についてご相談させていただいたりしました。当院の抗菌薬の使い方や感染症診療についてお墨付きをいただきました。ご指導ありがとうございました。
以下引用ですー
お待たせしたり手間をとらせたりしたことにも快く対応いただいた患者さん、ご家族の皆様ありがとうございました。非常に有意義な見学でした。今回患者さんやご家族から教えていただいたこと、こだま先生の診療姿勢から学んだことを生かし、患者さんに信頼される若い小児科医たちを育てることができればと思っています。
ー引用終わり
最後に神納 幸治先生、尼崎総合医療センター 小児救急集中治療科医長からです。積極的に問診や身体診察を含めて診察してくださいました。本来、病院ではもっともっと重症な患者さんばかりをみていらっしゃるので、こういう一般的な外来は普段多くはされていないはずなのですが、とても素晴らしい面接をされていて私が学ぶところが多かったです。
以下引用ですー
研修の御礼 患者さんとご家族の皆様、この度は外来研修にご協力いただきありがとうございました。 これまで院外の勉強会で何度か児玉先生の診察技術を教わることがあり、実際の現場で学ばせていただこうと今回研修させていただきました。やはり、得るものが多くありました。児玉先生の知識と技術に裏打ちされた診察技術は強く刺激されるものでした。丁寧な診察と丁寧な説明により、お子さんとご家族が安心して過ごせるのだろうと、笑顔で部屋を後にされる皆様のご様子をみて感じました。 短期間で成せるものではありません。日々の積み重ねによる賜物だと考えます。私もより良い医療提供を目指し日々精進して参ります。 この度は、お手数をおかけしたり多くお待たせしてしまうことがありましたが、快くご協力頂きまして皆様ありがとうございました。
-引用終わり
3人一度に見学を引き受けることは今後もまずないと思います。3人の先生方のお人柄とみなさんのご協力でつつがなく見学研修が終わりましたことを私からも改めて御礼申し上げます。
これからも、自分の診療技術を見直し、さらに改良する努力を続けていきます。
平本先生のようなベテランでもまだまだ学ぶことがある、というのを教えていただいて、私も発展途上、未熟な点が多いと反省しました。
今後ともみなさんを診療させていただく中で自分も成長してきたいと思います。
よろしくお願いいたします
こだま小児科 院長