6月6日坂部先生が見学にお越しになりました(感想文)2019年6月7日
6月6日木曜日に北野病院小児科から坂部匡彦先生がお越しになりました
診察に協力してくださった患者さんと子どもたちに感謝します。
きっと何かの役に立てくださると思います
以下、感想文です。
児玉和彦先生、スタッフの皆さま、体調が悪いのに協力してくれたこどもたち
本日はお忙しい中、診療を見学させて頂き本当にありがとうございました。
病院で働いていると、どうしても検査有りきの外来となってしまい、病歴・身体診察をなおざりにしてしまっている現在の自分の診療を反省しております。それとともに、身体所見からしっかり病気・病態を考えて診療されている先生の外来は、
とても楽しそうに診療されており印象深かったです。
忙しい外来の中(見学させて頂いた日はそれでも時間に余裕があったそうで、それも衝撃でした)、しっかり病気の自然経過を説明されており、だからお母さん達もどういう事に気をつければよいのか、どういう経過であれば再受診が必要なのかが明確になり、だからお母さん達もしっかり納得されていると思いました。
手技や知識、身体診察の技術は一朝一夕に身に着くものではありませんが、丁寧な説明というのは明日からでも心がけることができるので早速実践していきたいと思います。
身体診察に関しても、現在のように病院働いているという状況は、いろいろな検査をすぐに出来て身体所見の答え合わせができるというとても恵まれた環境にあると再認識しております。一朝一夕に身に着くものではないからこそ、ひとりひとりの患者さんの身体診察を丁寧に、しっかり病態・疾患を意識して検査を出すという基本を繰り返し繰り返し、日々精進出来るように頑張ります。
それから、児玉先生とスタッフの皆さまの連携が本当に絶妙だなと思いました。
泣いているこどもたちをそっとあやしたり、付き添いで来たお兄ちゃんお姉ちゃんの相手をしたり、口や耳を診察する際に絶妙なタイミングでサポートに入ったり、「~を検査しようか。」と先生が言われたらすぐに検査が出来るよう用意をされたり、忙しい外来を児玉先生一人でなく、スタッフの皆さまみんなで円滑に進むようにされているのがとても印象的でした。
最後になりましたが、診療見学や診察を快く受け入れてくださったご家族の方々やこどもたち、本当にありがとうございました。
自分はまだまだ小児科医として未熟ですが、今後いっそう研鑽に励み、頼りになる小児科医を目指したいと思います。
本当にありがとうございました。
北野病院 小児科
坂部匡彦