こだま小児科

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こんなときには

急な発熱の時は!?(1):なぜ発熱するの?  2015年2月12日

はじめに要点!

・発熱は防御反応です。体を守るために発熱しています。

 

こどもは急に発熱します。熱がでてしんどそうなこどもたちをみていると、かわいそうで、心配になるのが親心です。

医師になってから何万人もこどもとこどもの病気をみてきました。

私の友人の小児科医の話ですが、娘さんが初めて39度の高熱を出した時にはやはりドキドキしたそうです。しかも、旅行先で突然発熱したので、薬もなく、聴診器もなく、ただ見守るだけであったそうです(医者なのに手も足も出ず!)。

発熱は、体からバイキンを追い出すために必要な反応です。熱がある程度あることにより、バイキンをやっつけやすい環境を体の中に作り出すことができます。

発熱は、体を守るためにあるのです。風邪による発熱は一刻も早く下げないといけないということはありません。

先ほどの娘さんは、その後3日間熱があがりさがりしながら続きましたが薬を使わず自然に解熱し、体中に発疹がでてきて、突発性発疹だということでほっとしたといっていました。

私もわが子が病気の時は、医者ではなく父の視点になってしまいます。そんなときは、私の父母(子どもたちのおじいちゃんおばあちゃん)に診察してもらうこともあります。違う視点が入ることでわかることもあるので、父の存在はありがたいです。

こだま小児科は、私(和彦)と父(明彦)の2人の医師が担当します。よろしくお願いいたします。