こんなときには
小児気管支喘息の診断(8) 喘息診断のための検査2016年5月22日
喘息を診断するための検査は、アレルギー体質を調べるもの、空気の通り道が細くなっていることを証明するもの、炎症があることを証明するものにわけられます
- 空気の通り道の検査・・・・呼吸機能検査:スパイロメトリー、ピークフロー
- ◎ピークフローは自己最良値を記録する
- 空気の通り道の炎症・・・・呼気NO(一酸化窒素)、
- アレルギー体質の検査・・・鼻汁好酸球、血液検査:血清総IgE、特異的IgE
今までお話してきたように、検査のみで喘息と診断することはできませんし、小さいときに血液検査をしたからといって、喘息になるかどうかを予測することはできません
あくまでも、症状と治療への反応をみて、総合的に診断することになります
こだま小児科