お知らせ
当院の感染対策について:子どもたちを感染から守るために。2020年2月25日
新型コロナウイルスのニュースに触れない日はない今日この頃です(私の家にはテレビがありませんが笑)
当院でも、日ごろから感染対策には気を付けていますが、より一層の配慮をしていきます。
次の3つのことを実行して、患者さんの感染予防をします
1.従業員の手指衛生(消毒・洗浄)の徹底
2.待合室の混雑緩和(自家用車待機)
3.院外処方箋の提案
受診の際には、いったん受付にきていただき、到着をご連絡ください。
診察が近くなればお電話で呼び出させていただきます。
そうすることによって、待合室の混雑を避け感染リスクをさげることができます。
まず、患者さんにおすすめなのは、
1.軽い症状では病院に受診しないこと、受診するならマスクをすること です。
現時点では軽い風邪症状のほとんどはコロナではなく、他の鼻かぜです。
当院のかかりつけの患者さんには、いつも、風邪の一般的な治りかたについて毎回のように説明させていただいています。
それを思い出してください。熱は3日以内にさがりますし、鼻水咳は3~4日目にもっとも多くなり、その後改善します。
受診の際にはお子さんにもマスクを着用していただけると、他の患者さんに感染させずにすみます。よろしくお願いいたします
2.新型コロナ感染が心配な人は、受診前に相談センターに問い合わせてみてください
厚生労働省がそのように推奨しています。
対象者は、1)37.5度以上の発熱が4日以上続く 2)強いだるさや息苦しさがある
場合です。基礎疾患がある人は2日でも相談対象となります
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00017.html
3.子供が、飲まない、顔色がわるい、ぐったりしているなど、「食べる・寝る・遊ぶ」のどれかに異常があるときは、
受診してください。調子が悪いのに家で悪化を待っていてはいけません。不安なら受診してよいのです。
私たちは最善を尽くします。しかし、病院に受診すること自体も100%安全ということにはならないです
(人が集まるところに行くと感染リスクがあがるということです)
4.院外処方を検討ください。当院では院外処方箋をお出しできます。
院外処方箋なら待合室で長時間待つ必要はなく、病院での感染リスクは低くなります。
お近くの薬局で受け取っていただけます。
そのうえで、当院スタッフは以下のようにして患者さんを感染から守ります
1.手指の消毒や洗浄を徹底します
2.医師や看護師はゴーグルや場合によってはエプロンなど、飛沫接触感染に対応した感染防御の道具を身に着けます
3.定期的に、環境表面を消毒し、室内換気をします
4.スタッフ自身が疲弊しないように、休息をとります
以上です。完全ではないことは承知していますが、最大限の努力をします。
いつかは、必ず流行はおさまります。
そのときまで感染しない工夫を一緒に考えましょう
こだま小児科
児玉和彦拝