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第28回外来小児科学会年次集会 小児AMRセミナー 抗菌薬適正使用の地域展開戦略2018年9月10日

抗菌薬、抗生剤を適切に使わないと、将来的には、癌で亡くなる人より多くの人が、「耐性菌(抗菌薬が効かないばい菌)」のせいで亡くなるといわれています。

耐性菌が増える理由は、「抗菌薬の使い過ぎ」

風邪に抗菌薬は効きません。でも、なぜ受診したら風邪で抗菌薬を処方されるのでしょう?

理由は、

医者が患者さんは抗菌薬を欲しいと思っている

患者さんは、医者が抗菌薬を出すのが当たり前と思っている

というような「心理的な要因」なのです。

本当に真剣に診断、治療するならば、抗菌薬が必要な状況は小児の外来受診の5%程度(20回に1回程度)でしょう。

日本は、国を挙げて、抗菌薬を適切に使えるように医者を教育しなおさなければいけないと思っています。

そのような会合に呼んでいただいて、どうやったら適切に使用できるのかという私なりの考えをレクチャーさせていただきました。貴重な機会をいただいた諸学会のかたがたに感謝です。

たくさんの質問やご意見をいただいて私も勇気づけられました

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外来小児科学会 AMR